スコアの仕組み
IR BASE の「AI IR スコア」は、企業のIR(投資家に向けた情報発信)が
どれだけ分かりやすく、しっかり開示されているかを、AIが評価して100点満点で表したものです。
難しい財務分析ではなく、「投資家が知りたいことに、ちゃんと答えているか」という視点で見ています。
何を採点しているの?
会社の「良し悪し」や株価ではなく、あくまでIRの「伝え方」を、次のような観点で見ています。
- 情報の充実度 — 投資家が判断に必要な情報が、きちんとそろっているか。
- 分かりやすさ — 専門家でなくても理解できる説明になっているか。
- 投資家目線 — 会社の都合ではなく、読み手の知りたいことに答えているか。
- 発信の姿勢 — 継続的に、誠実に情報を届けようとしているか。
どうやって点数をつけるの?
評価のものさしは一貫しています——「AIがそのIR情報を読み取り、投資判断に使えるか(機械可読性)」。 人に加えてAIが企業を分析・売買していく時代を見据えた基準です。 仕組みの肝は、「情報を集める工程」と「評価する工程」を分け、全企業にまったく同じ手順・同じ基準を当てはめること。だから公平で、横並びに比べられます。
集める
企業のIRサイトを、専用のクローラーがIRトップから自動でたどります(決算・財務ページを優先し、最大3階層・数十ページ)。読み取るのは公開されているWebページ。あわせて、ページの構造・階層の深さ・表示の重さ・表の作りなど「機械が読み取りやすいか」の手がかりも記録します。
チェックする
集めたページを、AI(大規模言語モデル)が全社共通のチェック項目で一つずつ判定。各項目に、点数だけでなく根拠となるページのURLと該当箇所の引用を必ず残します(=後から人が確認できる)。さらに1社を複数回評価し、多くの回で「根拠つきで確認できた」項目だけを加点。単発の見落としや甘い判定を打ち消します。
スコアにする
確定した項目を合計して100点満点とグレード(S・A・B…)へ。評価回ごとのばらつき(一貫性)も併せて見るので、「たまたま高い」ではなく安定して高いかまで分かります。
このやり方が大事にしていること
- 公平であること — 全企業にまったく同じ評価項目を使います。特定の会社に有利・不利な運用はしません。しかも「どこを、なぜ」評価したかが残るので、改善点が具体的に分かります。
- 比べられること — 同じ物差しなので、企業間の「情報開示の充実度」を横並びで見られます。1社の印象論に左右されません。
- 説明できること — 各評価に根拠(エビデンス)を紐づけ、共通ルーブリックで評価のブレを抑える設計です。出力を後から人が検証できる——「勘」でも「ブラックボックス」でもありません。
- 評価するのは「発信」だけ — 業績や株価を予測するものではありません。あくまでIRの「伝え方」を見ています。だからこそ、規模や業種を問わず評価できます。
※ 評価項目や基準は、より良い評価のために継続的に見直しています。その更新によって、過去のスコアが変わることがあります。
スコアとグレードの見方
点数が高いほど、IRの発信が充実していて分かりやすいことを表します。 点数に応じて S・A・B… のグレードがつき、S が最上位です。 (たとえばトップページの電光掲示板には、90点以上の企業だけが流れています。)
大切なお願い
- スコアはAIによる自動評価であり、あくまで参考情報の一つです。
- 評価する計算システムのアップデートにより、点数が大きく変わることがあります。
- これはIRの「発信」の評価であり、企業の業績・株価の良し悪しや、投資の推奨を示すものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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